海外メーカーの輸入水栓はどうやって購入する？海外製の水栓を日本国内で安心して使用するための選び方・購入方法についてまとめます。

おしゃれな海外製の水栓を目にして、「こんなデザインをキッチンに取り入れたい」と考えたことはありませんか？

この記事では、海外製の水栓の選び方や購入方法について解説します。

海外メーカーの水栓は正規代理店を通じて購入しよう

海外メーカーの水栓を手に入れたいと思ったときは、正規代理店から購入することをおすすめします。

正規代理店を通じて購入する

正規代理店とは、海外メーカーと正式な契約を結び、そのメーカーの商品を日本で取り扱っているお店のことです。

日本国内に正規代理店があるメーカーであれば、代理店を介して海外製の水栓を購入できます。

正規代理店を利用すれば、日本の規格に沿った製品になっていますし、購入後 の保証や修理対応などのサポートも受けられるので安心です。

※注意※
インターネット等で輸入品の水栓を購入できるケースがありますが、設置の問題や水漏れ等の事故を考慮すると、このような購入方法は推奨できません。プロユーザーが自己使用のために自己責任で行うのであれば、口出しすべきことではありませんが、十分な専門知識を有しない方が安易にインターネット等で購入するのは避けましょう。

輸入水栓を採用する際の注意点

日本で輸入水栓を採用する際は下記のような点を気にしておくと良いでしょう。

水道法への適合

1997年に水道法の規制が緩和され、日本の水道基準に合格しメーカーが自己認証した製品であれば、海外製の水栓も使用可能となりました。

日本の水道基準に合格した製品にはJWWAマークが付与されます。

輸入水栓の中には、JWWAマークを取得していない製品もあります。マークがなくてもJWWAに準拠した品質ということで販売されているケースもあります。

気になる場合はメーカーに確認するようにしましょう。

水圧の問題

ヨーロッパ、アメリカ、日本ではそれぞれ定められている水圧が異なります。

そのため水栓も各地域の水圧に対応したものである必要があります。

正規代理店ではこれらをクリアした製品のみを販売していますので問題はありませんが、個人輸入等を考えている場合は気をつけなければいけないポイントです。

保証やサポートの問題

海外製の水栓を採用する場合の大きな心配として、保証やサポートに関する問題が挙げられます。

もしインターネット等で輸入水栓を購入した場合、初期不良や故障のときの対応をきちんとしてくれるのかどうか、修理・交換等の保証をしてくれるのかどうかが定かではないケースもあるでしょう。

一方で正規代理店を通じて購入すれば、日本国内の代理店がしっかりと対応してくれるはずです。

製品そのものについても、正規代理店であれば日本の規格に適合した製品だけをラインナップしていますので、安心してお選びいただけますし、故障時には保証を受けられることがほとんどです。

日本市場向けに調整された製品ですので、規格や電圧の違いを心配する必要もありません。

初期不良や製品の問題があれば、基本的に無償で修理・交換してもらえるでしょう。保証期間はメーカーによって異なりますが、一般的に1～3年程度に設定されていることがほとんでです。

まとめ

海外メーカーの輸入水栓を購入する際は、正規代理店を通じて購入しましょう。

正規代理店を利用すれば日本の規格に適合した製品を確実に入手できて、保証やアフターサービス、設置サポートも受けられます。

インターネット等で購入しようとすると幅広い選択肢から選べる魅力があるように思えますが、規格の違いやアフターサービスの欠如など、個人ユーザーでは対応しきれないリスクが伴います。

「設置できない」「事故が起きた」などの問題が起こってしまうと、せっかくのキッチンづくりが台無しになってしまいます。

海外製の輸入水栓を検討する際は、長く安心して使用していくために正規代理店を利用して購入するようにしましょう。

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